2025年05月26日 12:51

ウェルクル、Arteryex、三井不動産、BIPROGY、UDCKTMは、パーソナルヘルスレコード(PHR)を活用して、個人ごとに最適化された健康アドバイスを提供するサービスを、今年夏から提供開始する。
生活者はArteryexの「パシャっとカルテ」を用いて紙の健康診断結果をスマートフォンで撮影するだけ。ウェルクルの「W(ダブリュー)」が分析した各種学会基準などに基づく判定結果やその個人にあった健康情報を「パシャっとカルテ」上で確認することができる。生活習慣病予防につながる健康アドバイスが提示され、これを生活改善に生かすことで、効率的な健康管理を実現する。
本サービスは、BIPROGYと三井不動産が共同開発した「Dot to Dot」でパーソナルデータを安全に連携。それにより、両サービスの特徴を生かした新たなサービスを生み出し、プライバシー保護とパーソナルデータの利活用を両立させている、また、本サービスは、EXPO2025 大阪・関西国際博覧会の大阪ヘルスケアパビリオンで実証した仕組みを社会実装し、日々の生活改善へつなげることで、健康寿命の延伸を目指している。
今後は、UDCKTM が中心となり、神戸スマートシティと柏の葉スマートシティで実証を行い、生活者に向けたサービスとしての効果を検証していく。また、引き続き5社で連携し、健康増進に課題がある企業や自治体向けのサービス提供にも取り組んでいく。