2025年05月22日 15:42

ジモティー社は、千葉県船橋市と2023年10月に締結したリユースに関する協定に基づき、「ジモティースポット船橋」を4月15日 にプレオープン(持ち込みのみ受付)。4月17日 にはグランドオープン(販売も開始)し、1カ月が経過、その結果を公開した。

ジモティースポットは、「不要になったけれどもまだ使えるモノ」を地域のコミュニティ内で有償または無償で譲り合うことが出来るサービス。持ち込み希望の人は、ジモティースポットに持ち込むだけで、手軽に必要とする人に譲渡することができる。そして、譲り受け希望者は、持ち込まれたモノの情報をジモティーで検索し、ジモティースポットで引き取ることでマッチングが成立する仕組みとなっている。

プレオープンから5月16日までの間に1万2361品の不要品が持ち込まれ、6525品が既にリユースされている。ごみの減量効果は、約2万1198kgと試算。期間中、最も多く持ち込まれたのは、食器・生活雑貨で全体の約30%、次いで家具・家電が約11%、子供用品が約8%だった。これまでごみとして廃棄されていたような古い家具や家電製品などであっても、ジモティーの集客力を活かし、回収後すぐにサイト上でリユース品の情報を掲載することで、多くの人にリユース品を提供することができた。

同社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力していく。