2025年05月19日 20:01

かどや製油は、5⽉19⽇に香川県小豆郡土庄町伊喜末にて2025年度の「ごまのみらい小豆島プロジェクト」を始動させ、活動の第一弾として昨年度の本プロジェクトで収穫した「金ごま」を使った種まきを実施した。

かどや製油は1858年に小豆島で創業、ごま油の製造販売を開始。以来、166年以上にわたり、ごま一筋に事業を展開し、ごまのリーディングカンパニーとして安心・安全かつ価値あるごま製品を提供してきた。

「ごまのみらい小豆島プロジェクト」は、創業から⻑きにわたり⼩⾖島⼟庄町でごま製品を作り続けてきたかどや製油の「将来を担う島の⼦どもたちへの地産地消活動の⼀つとして、さらに、ごまを通じた未来への健やかな笑顔のきっかけづくりがしたい」という想いに、小豆島土庄町と生産者である「小豆島陽当の里伊喜末」が賛同し、共同主催で開催しているプロジェクト。食(ごま)を通じた健康で豊かなまちづくりへの寄与を目的として、地域産業の振興、観光資源の活用、食育の推進、そしてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に寄与することを目指している。

初年度となる2024年度は、休耕地約1000㎡を活用して「金ごま」を栽培し、約30kgを収穫し、収穫した「金ごま」を「ごまんぞく給食」として地元小学校の給食に提供した。2年目の2025年度は、栽培面積を約2倍の1830㎡に拡大。収穫目標も前年度の約2倍となる70kgを掲げ、昨年収穫した小豆島産の「金ごま」を種として使用している。