2025年05月19日 09:51

ハタチ基金は、2025年度「ハタチ基金」助成先15団体を決定した。
「ハタチ基金」とは、「東日本大震災発生時に、0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるその日まで」というコンセプトの下、東日本大震災発生直後から20年間継続的に、被災地の子どもたちの学びや自立を支える基金。ハタチ基金では、東日本大震災の被災地域で、子どもたちの学びや自立を支える活動をする団体に対して、助成を毎年行っている。今回、人々からの寄付を子どもたちのために適正に使われるよう審査を行い、2025年度の助成先団体を決定した。
ハタチ基金は活動期間を20年と決めて2011年にスタートした。震災から10年の節目には、「2031年 復興のその先を切り開く力を、子どもたちに。」とスローガンを掲げ、被災した地域に根ざして活動を続けている団体を中心に助成を行う方針に切り替えた。ハタチ基金の活動が終了した後も、持続的に子どもたちに寄り添い支えてくれる大人たちが必要だと考えたからだ。被災した地域で暮らす子どもたちが、復興の先の未来を自ら切り拓いていくためには、挑戦を支える大人の存在と、地域からの温かな手助けが大切。震災が理由の「できない」をなくし、どこに生まれても、どんな経験をしても、人生は自分で作っていけるように。ハタチ基金は人々からの寄付を、東北で子どもたちを支える15の助成先団体へ届け、活動を後押ししていく。