2025年05月16日 16:21

東京郊外を中心に創業支援を通じた持続可能なまちづくりに取り組んできたタウンキッチンは、ジェイアール東日本都市開発と連携。まちと商いと暮らしが交わる集合住宅「高円寺アパートメント」の新築棟に、「シェアキッチン8K(ハチケー)」を開設する。

高円寺アパートメントは、旧JR社宅のリノベーションにより、一部に店舗兼用住宅を設けた集合住宅として2017年に開業。まちと暮らしと商いが交じる新しいライフスタイルをいち早く広げてきた。こうしたコンセプトを継ぐ新築棟に、新たな働き方の拠点としてシェアキッチンを開設することで、働き方・働く場所の多様化に応えながら、自分らしい暮らし方を後押しする。今年8月のオープンに先駆け、シェアキッチン出店者の募集をスタートする。

常設店を持たずに業務用のキッチンを共用し、低リスクでカジュアルに商いを始められるシェアキッチン8K。例えば、高円寺アパートメントで暮らす住人が、パラレルキャリアとしてカフェを開いたり、飲食店開業の第一歩としてテストマーケティングを行ったり。また、副業で週末に夫婦で焼き菓子店を営むなど、暮らしのそばでコミュニティを築きながら新しい働き方を創出。シェアキッチンを通して、暮らし手が商いの担い手になる、郊外の新たな集合住宅の可能性を広げる。

施設開業日は8月1日。月額利用料3万3000円(月30時間の利用料を含む。別途、共益費・手数料等)。詳しくはこちら