2025年05月15日 09:41

プリモポストは、日本初となる「メール送信用ドメインの信頼度」を段階的に育成・管理できる「ドメインウォームアップ」サービスを、5月より試験展開する。
ドメインウォームアップサービスは、なりすまし対策(認証設定)やIP評価対策だけでは防ぎきれないドメインの信頼性不足によるメール不達リスクに対応する、日本初の専用支援サービス。
Google社のGmailやMicrosoft社が提供するOutlookなどでは、受信ドメインによる過去の配信履歴、なりすまし対策、開封等のエンゲージメント傾向などで独自評価スコアが付けられ、受信ボックスに届くか判定される。この信頼スコア(レピュテーション)は、適切な初期育成と継続的な評価管理が必要だが、多くの企業では対策が分からず、「なりすまし対策を設定しているのに届かない」「テスト配信は届くのに本番で迷惑メールに入る」といった問題が発生している。
同社のドメインウォームアップサービスは、AIを活用し少量・高品質なメールを段階的に送受信することで、受信BOXからの信頼スコア(レピュテーション)を安全に構築・回復する手法。SMTP接続型/ドメイン預かり型/送信アドレス提供型の3つの導入形態を通じ、段階的な支援を提供する。本サービスの本格展開に先立ち、一部顧客への試験展開を開始する。
サービスは初期診断・配信設計費用(5万円・税別)に加え、以下の費用(送信)にて提供。SMTPによる接続型:1.3円から、ドメイン預かり型:1.5円から、送信メールアドレス提供型:要相談。