2025年05月12日 09:03

トンボは来年の2026年に創業150周年を迎える。150周年を迎えるにあたり、先立ってオリジナルのタータンチェックを制作・発表した。
学校制服・体育着の企画・製造・販売を行うトンボは、1876年(明治9年)5月に岡山県玉野市八浜にて足袋製造業「三宅商店」として産声を上げた。明治41年に経営を引き継いだ初代社長三宅保正さんが全国に販路をひろげ、今日の事業基盤を築いた。さらに時代の洋装化を見越して、昭和5年から詰襟学生服の製造・販売に着手し、現在学校制服、体育着をはじめ介護、メディカルウエアの企画製造販売を行っている。
創業150周年を記念し、スコットランドの老舗タータンメーカー、LOCHARRON(ロキャロン社)で 「The TOMBOW 150th Anniversary Tartan」を制作した。このAnniversary Tartan(アニバーサリータータン)を、4月15日駐日英国大使館公邸で開催されたレセプションにて、150周年記念事業の一環として先行発表した。今後、150周年記念事業における様々なアイテムに使用される予定だ。
創業から150年。これまでトンボは流⾏に左右されず、⻑年着⽤できる普遍的な価値を持つ制服を考えてきた。制服の役割は、学ぶ場の雰囲気を整え、学ぶ気分をかもし出し、⽣徒である⾃覚を⾃他ともに促すこと。トンボは、これからも学校制服を通じて未来のためにできることを考えていく。