2025年04月30日 15:56

MERYが運営する「MERY」では、Z世代の意識や行動について研究するために、定期的な「Z世代調査」を実施している。今回、今年4月に実施した「お金に関するMERYアンケート」について、調査結果を公開した。

今回の調査では、「独身」かつ、居住形態が「一人暮らし」または「同居」と回答したZ世代の男女300名にアンケートを実施。月の支出で最も重視する項目を尋ねたところ、生活のインフラとも言える「住居費」「食費」が男女ともに上位となった。一方、男性は3位に「投資」、女性は4位に「美容代」がランクインし、男女で違いが見られた。

女性は美容やファッションへの支出割合・金額が男性と比べて高く、男性においては約4割が投資を行っているという結果に。また、「推し活」に代表される感情消費や娯楽への支出は、Z世代全体で重要項目となった。

現在の年収についてのアンケートでは、「300万円以上~350万円未満」と回答した人が18.7%で最多に。1位から4位までで全体の割合の半分以上を占め、250万円~450万円がZ世代の年収のボリュームゾーンという結果になった。また、貯金に関して、毎月の貯金額と総貯金額のアンケートを実施。毎月の貯金額では「0円~1万円未満」、総貯金額では「0円~10万円未満」と、どちらも最少額の選択肢が最も多い結果となった。