2025年04月23日 16:32

カーゾックが運営するkiondひろしまは、5月に引退を迎えるアストラムライン6000系車両に感謝を込めた引退記念展示会を、kiondひろしま「LibraryCafe」内にて4月26日より開催する。

本展示は、「これまでの歩み」「今、走り続ける技術」「これからの夢」をテーマに、6000系からまだ見ぬ次世代車両へとつながる3部構成。これまで広島で走り続けてきた6000系車両のラストランに、感謝と敬意を込めて。これまでの運行を振り返る写真展や、車両を模した木製立体パズルの販売を通じて、30年間を温かく見送る。

会場内には、天井から6000系で使用されていたつり革をランダムに配置した空間演出も予定しており、思わず見上げたくなるような仕掛けも楽しめる。また、新たに広島の人々を支える7000系のデザインや構造をPOPによる解説展示で紹介。どんな工夫や想いが込められているのか、技術の進化や開発背景に触れることができる。

来場した子どもたちには、まだ見ぬ次世代車両の予想図を自由に描いてもらう参加型展示を開催。作品は展示エリアに掲示し、来場者と一緒に「みんなで描く未来の鉄道」を表現する。予想図を描いた子どもには、運転席からの展望映像を楽しめる簡易運転体験を用意。また広島高速交通との共同企画により、6000系を模した木製立体パズルを制作。kiondひろしま内「プレミアムショップ」で販売する。