2025年03月24日 15:48

イワサキはこのほど、ネクスタが提供する生産管理クラウド「SmartF」の導入と、導入に伴うコンサルティングの効果として、大幅な業務改善を実現した。

板金加工からパイプ加工など、幅広い金属加工品を企画・設計から組立までワンストップで行えるイワサキでは、在庫管理のDXを実現するために「SmartF」を導入した。かんばん方式で発注していた部品のうち7割は在庫ゼロの状態でも問題なく手配できると判明し、発注点の設定や余分な在庫を抱える必要がなくなった。その結果、年間100万円の在庫コスト削減に成功し、二重発注もゼロになった。

また、入荷管理のデジタル化でバーコードでリアルタイム更新が可能となり、現場と購買担当間で発生していた年間72時間の入荷確認時間を削減。さらに、ベテラン社員に依存していた発注業務の標準化を実現。発注に費やしていた年間80時間の業務時間を削減できた。

従来不可能とされてきた、完全ノンカスタマイズの生産管理システム「SmartF」。単なるシステム提供にとどまらず、徹底した業務改善コンサルティングで、日本最大産業・製造業の生産性向上にコミットする。目指すのは、製造業の収益を5%改善させ、製造業就労者の給与水準を20%上昇させること。この事業を通して、日本経済にこれまでにないインパクトを与える。「SmartF」の詳しいサービス内容はこちら