2025年03月21日 12:24

ジェイフィールは、3月21日、ディスカヴァー携書(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より、書籍「静かに分断する職場」を発売する。

「静かなる分断」とは、「背景や前提、価値観や考え方が違うかもしれないと思い、本質的な対話を避け、互いに距離を置いている状態」のことを指す。コロナ禍以降特に、社員の働く意識や価値観が多様化し、同じ職場の仲間なのに、仕事に、職場に、会社に対して、本当はどう思っているのか分からず、誰も本音を言わない、言えないという現象が起きている。気づくと互いが見えない壁をつくり、向き合えない、対話ができない関係になっている。これが「静かなる分断」を生み、仕事や職場、会社から心が離れていく社員を増やしていく。こういった現象がなぜ起きるのか、背景に何があるのかを分析している。その上で、人と組織のあり方、関係を根幹から問い直すための対話や取組みを、経営層、管理職、社員が立場を超えて一緒に行うための方法論を提示している。

本書は、ベストセラー「不機嫌な職場(共著、講談社現代新書)」の著者でもある同社代表の高橋克徳さんが、企業社会が新たな分岐点を迎えている、今こそ企業社会のあり方、生き方を根幹から問い直そうと呼びかけている本。同じような問題意識を持つ人たちが声を上げ、周囲と対話しながら、踏み出していくために活用してもらいたい一冊だ。

価格は1430円(税込)。発売日は3月21日。

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