2025年02月21日 09:46

ボーダレス・ジャパンが運営する自然エネルギー100%の電力小売事業「ハチドリ電力」は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属のクラブとして初めて、ギラヴァンツ北九州に導入された。
ハチドリ電力は、2020年4月より供給を開始した日本で唯一二酸化炭素を排出しない自然エネルギー100%の電気を届ける小売電気事業者。事業名は、南米の先住民に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」に由来しており、一人でも多くの人が自然エネルギーを使うことで地球温暖化を止めることができるという願いが込められている。
Jリーグの公式戦において、猛暑や台風、豪雨などの異常気象で中止となった試合は、この10年で約4倍に増加している。2023年9月のギラヴァンツ北九州の公式戦でも、突然の雷雨によりキックオフが1時間遅延する事態が発生し、スポーツ界も気候変動への対応が急務となっている。ギラヴァンツ北九州では、サステナビリティ推進の一環として、アカデミー拠点の一つである八幡東区前田のクラブハウスの電力をCO2を排出しない100%自然エネルギーへと切り替えることを決定した。
ハチドリ電力の特長である「ひとしずくアクション」において、電気代の1%を社会貢献活動に寄付できる仕組みの寄付先として、ギラヴァンツ北九州のサステナビリティ活動が新たに加わる。この取り組みを通じて、スポーツと環境が共生する未来を目指す。