2025年02月18日 09:52

トーセイコーポレーションは、警備員に代わり交通誘導を行う「AI警備システム」を静岡県内で初めて現場にて稼働する。
同社は、創業32年を迎え、静岡県東部を中心に交通誘導、駐車場警備、施設常駐警備等、通常警備業務の他、工事現場で必要な規制材の手配や設置、AIシステムを使った交通誘導の提案、実施等、多岐にわたる業務で日々の人々の安全な生活を守れる様サポートをしている。
交通誘導警備では毎年警備員の業務中による死亡事故が発生しており、安全の確保は警備業の長年の課題となっている。AI交通誘導システムでの誘導では警備員に代わりシステムが誘導を行う為、追突事故等により警備員に危害が及ぶリスクを大幅に軽減する事ができ、交通誘導業務の安全性向上に繋がる。
各行政機関および警察署等と協議を重ね、2月21日(予定)から開始される、池ノ沢工業の田方郡函南町第二丹那橋施工現場にて、初めてAIシステムを使った交通誘導を行う。AI交通誘導システムは、警備員の代わりにAIが片側交互通行の誘導警備を行うシステム。現場の各道路に設置するだけで自動的に交通誘導警備を開始でき、車両の通過状況や周辺の渋滞情報を自動的に取得する事で適切な信号切替のタイミングをAIが判断、通行車両を滞留させることなく誘導する。静岡県内での交通誘導警備業務のDX化を促進する為、交通誘導警備の省人化、安全性向上をすすめる為、今回を始まりとし、「交通誘導警備の新しいスタンダード」として県内の普及を目指す。