2025年02月10日 20:09

オプテージは、2026年度中に関西電力グループとして初となる生成AI向けコンテナ型データセンターを福井県美浜町に開設し、顧客向けに高性能GPUチップを搭載した「AI学習用GPUサーバ」を占有型で提供する。

電源は原子力由来100%のCO2フリー(ゼロ)の電気を利用することで、ゼロカーボン社会の実現にも貢献。これによりオプテージは、2026年1月大阪市内に開設予定の都市型コネクティビティデータセンター(OC1)、自社光ファイバーを活用した高品質な通信ネットワークの活用によるAI向けインフラをワンストップで提供する。

近年、生成AIは画像生成や自然言語処理、データ分析など、多岐にわたる分野で活用されており、社会の発展に向け利活用が急速に進んでいる。特に機械学習などに用いられる「AI学習用GPUサーバ」には高度な計算能力が必要とされており、通常のサーバと比較して大容量の電力を要する高機能なマシンの利用が不可欠となっている。そのため、都市部に比べ柔軟な電源・土地調達が可能な郊外エリアにおいて、GPUサーバを設置するAIデータセンターの開設や、クラウドやホスティング等のGPUサーバ機能の提供が広がっている。

オプテージでも、社会インフラを提供する企業として、AI活用の推進に向け、郊外エリアにおける生成AI向けコンテナ型データセンターの開設および、「AI学習用GPUサーバ」の占有型での提供を決定した。