2025年02月06日 12:49

辻商店は、懐紙を使った加湿器「tatana」、ディフューザー「senka」、ホテル業界のアメニティの一つとして「和綴じノート」を開発した。

辻商店は創業明治43年。金銀糸原紙の販売を始め、創業より一貫して紙を扱う。2007年に懐紙専門店辻徳を立ち上げ、オリジナル懐紙の販売を開始した。

懐紙は茶席でしか使えない紙ではない。適度な厚みがあり、書く、拭く、包む、敷くなど、もともとは生活の中でいろいろな用途に使用されていた紙だった。懐紙さえあれば事足りる、この紙の良さを現代の生活にも活かすことができないかと、様々用途の提案をしてきた。伝統の和紙を、手軽に生活に活用できる商品にし、ホテルや旅館にもお勧めしたい和のおもてなしの品々を開発した。

懐紙を使った加湿器「tatana」は、幾重にも重なるという意味の古語「たたなづく」から「tatana-たたな」という名前が生まれた。台紙にセットされている畳まれた懐紙に香りをつけ、香りを手軽に楽しむことができる。ディフューザー「senka」は、ジャバラ折りにした懐紙にアロマを含ませて使うアロマディフューザー。場所も取らず、持ち運びも簡単、さらに電気も火も使わないので人にも環境にも優しい商品になっている。「和綴じノート」は、懐紙75枚に和紙の表紙をつけて、伝統の和綴じでノートにしている。通常の和綴じ本は記念品などに、ミニサイズは和のアメイティとして開発した。

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