2025年01月17日 09:32

ugo(ユーゴー)は、NTTデータとの共同取り組みである「業務DXロボットugo(ユーゴー)を使ったデータセンター設備点検業務の自動化/遠隔化」が第8回インフラメンテナンス大賞において総務大臣賞を受賞した。

インフラメンテナンス大賞とは、国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰するもの。厚生労働省、国土交通省、総務省などの各省庁が優れた取組や技術開発を行った事業者、団体、研究者等に、有識者による審査を経て、内閣総理大臣賞、各省大臣賞、優秀賞等を表彰する。

点検ロボットugoは、点検現場が抱える「技術の属人化」「人手不足」「アナログ作業のデジタル化」といった課題を解決する次世代ソリューション。NTTデータでは自律走行・遠隔操作が可能な業務DXロボット「ugo」を活用し、24時間365日稼働が必要なデータセンターの設備点検を効率化している。AI技術を搭載したロボットugoが電源設備室の自動点検を行い、異常時は遠隔から即座に現場の様子を確認することが可能となる。この取り組みにより、日次点検時間の約50%削減や点検頻度と品質の向上、さらには夜間や人手が少ない時間帯のトラブルへの迅速な対応が実現でき、働き方変革や業務効率化に寄与している。

受賞理由は、多くの実証実験を重ね商用レベルまで到達しており、新規性・有効性がある点。今後、データセンタに限らず幅広いメンテナンス業務への広がりも期待でき、波及効果が大きい点が評価された。

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