2025年01月17日 09:24

JR西日本イノベーションズは、小型人工衛星打上げに特化した宇宙輸送サービスの実現に取り組むスペースワンに出資し、資本業務提携を行った。
JR西日本グループは、「私たちの志」と「長期ビジョン2032」を掲げ、その実現に向けて、様々なパートナーの人々と共に新たな挑戦を続け、イノベーションを推進している。スペースワンは、和歌山県串本町に位置する専用のロケット打上げ射場「スペースポート紀伊」から、2020年代中に年間20機、2030年代に30機の小型ロケット「カイロス」を打上げる宇宙輸送サービスの実現を目指している。
今回の出資目的は、新しい領域(宇宙分野)についての技術動向・市場動向を獲得、JR西日本グループのアセットを活用した協業の検討。宇宙輸送サービスが地域の内外にもたらす価値を創出・共有し、地域課題の解決に貢献するとともに、JR西日本グループの多様な事業との協業を推進し、新たな価値創造を目指す。この提携によって生まれる新たな価値創造は、「イノベーションによる新たな価値創造で心を動かす。未来を動かす。」というJR西日本グループの長期ビジョン実現に大きく寄与するものと考えている。JR西日本グループが宇宙という未知で広大なフィールドに進出することを通じて、「夢に向かってチャレンジすることを恐れない」マインドの醸成を図っていく。