2025年01月16日 09:10

「SHINES NAIL」を経営する田中啓子さんは、地元守山を盛り上げるために赤野井町の古民家を改装して炙りカフェ「Abri」を10月にオープンする。
オープンに先立ち、地元の人々と一緒にプレイベントを開催する。当日は、地元農家や地域の人が育てた野菜とバラ園のバラの軽トラ市や、手作り市を実施。古民家の中では火鉢でお餅を炙る体験をすることができる。
赤野井町にある古民家を拠点に地域と人をつなげるカフェをオープンする田中啓子さんは、地元守山市でネイルサロンを経営して15年。地元を盛り上げたいと思い、空き家活用事業を利用して古民家カフェをオープンすることを決めた。地元の野菜やお餅、おにぎりなどを利用者に火鉢で炙って食べてもらう「炙りカフェ」。ちょっとひと手間かけて炙ることで、より一層おいしく食べることができる。
店名の「Abri」は、フランス語で「隠れ家・避難所」という意味。この場所が利用者にとって居心地のいい場所になるようにという思いを込めた。古民家の良さを生かして、長く大切に使われてきた食器棚やノスタルジックな雰囲気の照明器具などをそのまま使い、火鉢や食器も地域の人々の家に眠っていた物を譲り受けて使用する。1月18日は、地元の人にも協力してもらいプレイベントを開催する。プレイベントでは火鉢でお餅を焼く体験もできる。
プレイベントは1月18日開催。時間は10時~15時。場所は守山市赤野井町338。