2025年01月15日 15:53
日本農業は、農業参入支援サービス「ニチノウパック」の大規模園地開園の第1弾として、東邦ガスの根域制限栽培によるシャインマスカット生産を支援する。
農業参入支援サービス「ニチノウパック」は、農業参入を検討する企業や、すでに農業事業を行う生産者向けに、事業の立ち上げから開園後のオペレーション、収穫した農産物の販売支援までトータルでサポートする。日本農業は、農業事業立ち上げや各品目の生産から販売など、それぞれに精通したエキスパートが在籍している。また、収益性・生産効率の高い栽培方法を研究開発しており、海外式の農業機械や資材を導入し、生産性の向上とコストを削減している。これまでに築いた生産・流通・輸出の経験や知見、ノウハウを生かし、生産から販売まで一気通貫で提案できる。
農作物生産事業を開始する東邦ガスが、栃木県宇都宮市の遊休農地を活用し、今春に約2.7ha、2026年春には約6haの圃場を開園するにあたり、日本農業が、栽培事業の立ち上げから、収穫したシャインマスカットの販売までバックアップ。国内外でニーズが拡大するぶどうの産地形成に寄与する。根域制限栽培は、遮根資材を用いて培土量を調整することで根の分布域を制限し、潅水や施肥など効率的に管理できる栽培方法。安定した品質のシャインマスカットの収量を増やし、高い収益性が期待される。
