2025年01月14日 19:52

奈良ホテルは、『「興福寺多聞院×水端1568」を味わう奈良ホテルフレンチと美酒の饗宴』を、2月14日に開催する。食事の前には、興福寺常如院の辻明俊院主と油長酒造13代目の山本長兵衛社長が、「興福寺多聞院×水端1568」の醸造過程や多聞院日記について、対談形式で話を行う。

今回の主役「興福寺多聞院×水端1568」は、興福寺の僧侶が記した「多聞院日記」の1568年の記述を参考にして、興福寺ゆかりの地から湧き出た水を用いて醸造された、希少価値の高いお酒。本イベントでは温度の変化による味の違いを飲み比べ。そのほか、油長酒造の代表銘柄「風の森」や、氷結させた日本酒を削いでつくる「鷹長 菩提酛 shavecocktail 余韻を楽しんで」など、油長酒造ファン必見のラインナップを、料理と合わせて提供する。

お酒と共に用意する料理は、料理長が「多聞院日記」から着想を得た一夜限りの特別メニュー。その中でも「じゃが芋のポタージュスープ タヌキ汁仕立て」は、「多聞院日記」の中で実際に登場する、こんにゃくを使用した精進料理「たぬき汁」を現代風にアレンジした一品。

さらに、イベントの後も美酒の余韻を楽しんでほしいと、バレンタインに相応しい日本酒「風の森」を使用した「Tatsunori Sato」のボンボンショコラ「Japanese Sake Kaze no Mori」をお土産に用意する。開催日は2月14日、会場は「奈良ホテル 菊の間」。料金は一般2万8000円。