2024年12月26日 13:14

東京書籍から2022年8月に発売された「色の名前と言葉の辞典 888」が、大好評につき、12月に重版となった。

「名前」とは、私たち人間をはじめ、動植物や物などに与えられた「言葉」「呼称」。私たちが毎日、何気なく見ている「色」にも、赤・黄・緑・青などの基本色彩語のほかに、さまざまな「名前」が付けられている。本書では、269のJIS慣用色名をはじめ、日本の色、世界の色、トレンドカラーなど、全888の「色の名前」を12の章に分けて紹介。色見本では色イメージを感じたり、繊細な色みの差異を数値で確認できるようになっている。

誰かに話したくなる色の物語が満載で、小説・歌詞・台詞・キャラ・品名・趣味などに、知りたい色の名前が必ず見つかる。色や言葉を扱う全ての人に役立ち、パラパラと眺めているだけでも楽しめて、癒してくれる一冊。巻末には「グループ別カラーネーム」「言語別・色の言葉」「色にまつわるイディオム」なども収録。より深く、色や色の言葉について学ぶことができ、世界観や表現力がアップする。

ただし、色を正確に表現することは難しく、同じ色でも、時代や国によって解釈が変わる。また、「色の見え方」は、場所や光の状態、視力・色覚、年齢などでも、ひとりひとりが異なるので、あくまでも「目安」として活用して欲しいとしている。定価2640円(税込)。詳しくはこちら