2024年12月09日 12:55

クラウディオは、12月9日より、中小企業向けERPサービス「Claudio Neo(クラウディオ ネオ)」の試験提供を開始する。

日本の中小企業は、少子高齢化や人材不足といった社会課題の中で、限られたリソースで膨大な業務を抱えている。特に従業員数100名以下の企業では、業務効率化やシステム導入に十分な時間や予算を割けず、紙やMicrosoft Excelによる管理が主流となり、経営データが分散し迅速な意思決定が困難になるケースが多く見受けられる。さらに、DX推進の一環としてツールを導入しても、十分な連携が取れず、業務がかえって煩雑化する例も少なくない。一方で、従来のERP(経営基幹業務システム)は高コストで、導入に多大な時間と専門知識を要する方法論が重厚であるため、中小企業にとっては「手が届かない存在」となっているのが実態だ。こうした課題を解決するために、同社は中小企業の実情に特化したERPサービス「Claudio Neo」を開発した。

「Claudio Neo」では、第一弾としてMicrosoft Dynamics 365 Business Centralを基盤に、同社が独自開発したコンフィグテンプレートと業務手順書テンプレートを活用し、低コストでシンプルな導入手法を実現した。Microsoft Excelとの高い互換性を持ち、現場の作業負担も軽減する。さらに、将来的にはAIを活用して業務を自動化する機能の追加も予定している。

導入・利用は企業規模に合わせた固定料金(導入98万円~、利用料金7.8万円~)。

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