2024年12月02日 10:00

クリスタルロードは、11月30日〜2025年1月17日まで、感覚過敏の人の外出をサポートするセンサリーマップの開発・運営費を集めるためのクラウドファンディングを実施する。
同社が運営する感覚過敏研究所は、感覚過敏の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。私たちが暮らす社会は、光や音、ニオイなど、多くの刺激に満ちている。特に、「感覚過敏」の人々にとって、こうした過剰な刺激は日常生活に大きな困難をもたらす。音や光、ニオイに敏感で、外出先での突然の刺激が体調不良やパニックを引き起こすことも少なくない。
センサリーマップは、音や光、ニオイなどの刺激がある場所や、静かな場所、カームダウンスペースを地図上で可視化するサービス。感覚過敏の人はもちろん、騒がしい場所を避けたい時や、静かな場所を探している人、安心して休憩できる場所を求めている人にも役立つツールだ。
今回、同社は、ウェブ上の広域マップに「さわがしい場所」「まぶしい場所」「ニオイのある場所」といった刺激のある場所や、「静かな場所」「カームダウンスペース」といった落ち着ける場所の情報を、ユーザーが口コミや評価を通して情報を共有できるマップの開発を進めている。今後は、自治体や企業との連携を通じて、さらに多くの感覚にやさしい場所をマップに追加し、より広範囲でのサポートを提供することを目指している。
目標金額は200万円。募集期間は11月30日〜2025年1月17日。