2024年11月21日 09:04

おてらおやつクラブは、活動10年の節目を迎え、11月30日14時より奈良・東大寺金鐘ホールで記念イベントを開催。10月末に食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんが出版した書籍「おてらおやつクラブ物語」の出版も記念し、当団体代表の松島靖朗さんとのトークイベントをおこなう。
おてらおやつクラブは、お寺の営みを現代的な仕組みにデザインし直し、寺院の「ある」と社会の「ない」をつなげる優れた取り組みだと評価され、2018年、グッドデザイン賞で、国内外4789件の応募の中から最優秀賞(内閣総理大臣賞)にあたるグッドデザイン大賞を受賞した団体となる。
10月30日に旬報社(じゅんぽうしゃ)から食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんの著書「おてらおやつクラブ物語子どもの貧困のない社会をめざして」が出版される。本書は、おてらおやつクラブが生まれるきっかけとなった事件や、日本の貧困問題・食品ロスの深刻さ、子どもの貧困の見えづらさなど、貧困にまつわる社会問題について具体的にまとめられている。
イベント当日は、おてらおやつクラブ代表理事の松島靖朗さんによる活動開始から10年の振り返りや、おすそわけ活動で蓄積された調査データの発表、著者の井出留美さんのトークとサイン会などを予定している。
会費は無料。開催は11月30日14時~16時(13時半受付開始)。場所は東大寺金鐘ホール(奈良市雑司町406-1)。11月29日15時までに事前申込が必要。