2024年11月13日 16:22

長岡プラスチックは、11月11日、廃棄アクリルを活用して製作する、一般生活者を対象とするライフスタイル商品を発売する。資源を循環させ有効活用することで、環境負荷を軽減するとともに、よりサスティナブルなものづくりをめざす。

商品を陳列する什器や、インテリア、家具など、アクリル樹脂は様々なシーンで活用されている。成型したり、組み立てたりすることで、あらゆる場面で活用しやすい材である一方で、その役目を終えたもののほとんどは産業廃棄物として廃棄されてしまう。

同社はこれまで多くのアクリルディスプレイやモックアップなどを多数制作してきた。そのなかで培われた、切断、切削、穴開け、接着、曲げ、溶接などの確かな技を活用し、産業廃棄物として廃棄される樹脂について、新しい商品を開発。環境に配慮した長岡プラスチックならではのサスティナブルなアクションを起こすことができるのではと考えた。

樹脂ならではの素材の特徴を活かしながら、機能と審美性を同時に実現するため、ジュエリーブランドのsharanpoi、Adlin Hueを手がける、デザイナー安部真理子さんとともに、試行錯誤し開発。また、ものづくりの新たな取り組みとして、商品をNFT化。30万人以上の月間ユーザー数と、8000万点を超える取扱アイテムを誇る世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」にて販売する。公式ECサイトはこちら