2024年11月12日 19:01

町田市は、水素で走る燃料電池ごみ収集車の試験運用を11月より開始する。
人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くある。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちだ。
町田市では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目標を掲げ、環境先進都市「ゼロカーボンシティまちだ」の実現に向けた取組を宣言(2022年1月)した。その一環として、「第3次町田市環境マスタープラン」の5つの重点プロジェクトの一つである「重点プロジェクト2 次世代自動車の積極的な導入と多面的な活用」を推進してきた。
今回、新たな取組として、東京都が推進する「燃料電池ごみ収集車ステップアップ型導入支援事業」に参加し、水素エネルギーの需要拡大と早期の社会実装化を目指すために、水素で走る燃料電池ごみ収集車の試験運用を開始する(11月~2026年6月)。試験運用の開始に先立ち、出発式を実施。当日は、市で初めて導入した燃料電池自動車「MIRAI」と東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にて使用された燃料電池自動車「MIRAI」も展示する。
出発式日時は11月19日14時30分~15時。会場は町田市役所(森野2-2-22)南側補助通路。