2024年11月12日 09:59

文化通信社は、11月11日、全国の市町村単位を発行エリアとする地域紙(ローカル紙)の優れた記事および記者を表彰する第4回「ふるさと新聞アワード」の授賞者を決定、11月29日に贈呈式を開催する。

文化通信社は、新聞や本など活字文化推進のための事業を行っている。「ふるさと新聞アワード」は、2021年から毎年開催している国内唯一の地域紙のためのアワード。全国で発行されている地域紙70紙について、メディアについて研究する大学教授ら6人で構成する「有識者専門委員会」が1人11~12紙の記事(1月1日付~6月30日付)を閲覧。「当該地域を越えてより多くの人々に読んでもらいたい」記事(連載・コラムも含む)を約300本抽出した。

それに各地域紙から自薦された記事(約100本)も含めて再度検討し、そこから各自が10本を厳選した。6人がそれぞれ選んだ10本の記事は、他の5人がまわし読んでポイントで評価。ポイントが高かった上位30本を一次審査通過作品とした。その30本を審査員5人が最終審査をしたうえで、合計ポイントにより授賞者を決定した。第4回審査員は、翁百合さん(日本総合研究所理事長、政府税制調査会会長)、加来耕三さん(歴史家・作家)、小山薫堂さん(放送作家・脚本家)、高橋俊宏さん(ディスカバー・ジャパン代表取締役)、山崎まゆみさん(温泉エッセイスト)。

贈呈式&懇親会日時は11月29日11時30分~13時30分。場所は、東天紅 上野本店(東京・台東区)。当日の取材を受け付け中。

文化通信社