2024年11月05日 09:24

ビーラインドプロジェクトは、日本視覚障害者職能開発センターと提携し、「視覚障害者雇用サポートサービス」の提供を開始する。
ビーラインドプロジェクトは、「「#見ても見なくても見えなくても楽しめる」を増やして、一緒にワクワクする世界へ」を理念に掲げ、視覚障害のある人もない人も楽しめる物の開発やイベントの主催、研修の実施をしている。日本視覚障害者職能開発センターは、PCを利用した職種に挑戦する視覚障害者の職能開発訓練を中心とした社会福祉事業を行っている。
「障害者雇用促進法」が改正したことで4月には法定雇用率が2.5%、また2026年7月には2.7%と段階的に引き上げられる。日本に推定160万人以上の視覚障害者がいると言われている中、視覚障害者の就労はまだまだ進んでいるとは言えない現状がある。その背景には、視覚障害者雇用を専門的にサポートできる人材不足が挙げられると考えている。
「視覚障害者雇用サポートサービス」は、ビーラインドプロジェクトと日本視覚障害者職能開発センターの二社による共同事業となっており、企業の視覚障害者雇用の総合サポートを二社で提供していく。全体の総合的なマネジメントと研修部分をビーラインドプロジェクトが主に担当し、視覚障害者雇用にまつわる専門的なコンサルティングや助成金、ジョブコーチ派遣手続き等に関する情報提供を日本視覚障害者職能開発センターが担当する。本サービスでは、担当者より問い合わせを受けた後、企業の様々な課題に合わせて複数のプランを提示する。