2024年10月30日 10:01

東洋製罐グループホールディングスは、コンセプト製品としてデザインした飲料缶「遊びごころで見分けるお絵描き缶」で、パッケージデザインの世界的な権威である国際コンペティション「Pentawards 2024(ペントアワード2024)」の飲料部門プロフェッショナルコンセプトカテゴリーで銅賞を受賞した。
東洋製罐グループは、金属・プラスチック・紙・ガラス等、それぞれの素材が持つ特性を活かした様々な容器をグローバルに提供する総合包装容器メーカー。
パーティーやキャンプなど多くの人が集まるシーンで便利な缶入りドリンクだが、自分の缶がどれか分からなくなるといった声を聞く。「お絵描き缶」は、印刷されたキャラクターに自分で思い思いの表情を描き加えることで、自分の缶を一目で見分けられるというコンセプトデザインだ。「見分ける」という機能を、お絵描きという遊びの要素で実現しながら、仲間の描いた絵を見比べることでコミュニケーションを促す優れたパッケージデザインとして評価された。
ペントアワードは、世界の優れたパッケージデザインを表彰するため2007年から開催されている国際コンペティションで、同社は通算10度目の受賞となる。今後も、人びとの暮らしに欠かせないパッケージの「機能・デザイン」面でも、社会と顧客のよろこびにつながる商品づくりを行っていく。