2024年10月25日 12:54

ニトリは、日本国内のウクライナ避難民への生活費支給期間を、1年間から2年間に延長することを決定した。
似鳥国際奨学財団は、世界各国の友好親善と人材育成に寄与したいとの想いから、2005年3月に設立された。ニトリは2023年9月1日より日本国内のウクライナ避難民の人々へ生活費支援の募集を開始し、似鳥国際奨学財団を通じて、毎月大人1人あたり8万円/月(20歳未満は4万円/月)の生活支援金を支給している。日本で生活基盤を整える避難民の人々の力になりたいという想いから、これまで1年間の支援を行ってきたが、より安定した生活が続くことを願い、支援期間を2年間に延長した。支援原資は引き続き、ニトリと似鳥昭雄さん個人がそれぞれ財団へ寄付する。
ニトリグループでは、全国の店舗や物流拠点にて、ウクライナ避難民の人々へ就労機会の提供を行っている。ウクライナ語のマニュアルの整備、翻訳機の使用など、働きやすい環境づくりに努めているので、日本語を習得していない人も就労が可能。2023年9月より支援を開始し、10月20日時点で、生活費支援143名、就労支援150名の人々に支援を実施した。
支援内容は、1年目:大人1人あたり8万円/月(20歳未満は4万円/月)、2年目:大人1人あたり4万円/月(20歳未満は2万円/月)。支給期間は最長2年間。