2024年10月10日 12:52

富士山マガジンサービスは、良質な情報を増やす取り組みの一つとして、ムック(mook)の制作支援および独占販売を強化する。

同社は、国内外1万誌以上を取り揃える、日本最大級の雑誌オンライン書店Fujisan.co.jpを運営している。近年、情報技術の進化やソーシャルメディアの普及により、フェイク情報が容易に拡散されるようになった。情報量の増大により正確な情報の選別も難しくなり、信頼できる情報の重要度が増している。富士山マガジンサービスのミッションは「興味が生きがいになる世の中に」であり、興味を深める情報を安心して取得できる環境づくりや、良質な情報(信頼できるコンテンツ)の提供に注力している。雑誌販売以外にもサービスを広げており、今回、ムックの取り扱いを強化する。

ムックは、雑誌と書籍の中間的な出版物で、特定のテーマに特化したコンテンツを扱い、一般的な雑誌より長期で販売される。消費者は質の高い情報で興味を深掘りすることができ、出版社は雑誌の編集力をいかし新たな収益源につなげることができる。

ムック販売強化の取り組みの一つとして、完売していた「車中泊スポットガイド1000」の再販を支援し、富士山マガジンサービスで独占販売する(予約は7月20日より開始)。そのほか、年内に数冊のムック販売および支援を予定している。

車中泊スポットガイド1000