2024年09月17日 09:58

クロスロケーションズは、地域の人流の状態を鳥の視点で直観的に把握できる新タイプの分析メニューグループ「バードアイ人流」の提供を開始する。

同社は、人流データ分析プラットフォーム「Location AI Platform(LAP)」およびスマートフォンの位置情報データを利用した広告配信サービス「Location Marketing Service(LMS)」を提供している。

従来の「人流分析システム/ツール」では、分析を始める前に、対象地点(POI)の登録や分析期間、曜日、性別などの条件設定が必要で、利用者はシステムの機能やメニュー、分析項目を理解し、求める結果をイメージした上で分析を行う必要があった。これに対して、新しい分析メニューグループ「バードアイ人流」では、事前の準備を必要とせず、任意のエリアや地点をクリックするだけで地図上に人流を俯瞰でき、詳細な分析に入る前におおよその人流の状況を直観的に把握できる。

新たに開発した2つの新ウィジェットのうち「道路通行量マップ」では、例えば店舗開発担当者は新規出店前に周辺の人や車の通行量を把握することで、売上予測やリスク評価に役立てることができる。また、「エリア密集マップ」では、人々の集まり具合を可視化し、効率的な店舗運営やプロモーション計画の立案が可能となる。

「道路通行量マップ」は、LAPおよびLAP Liteのユーザーにオプションメニューとして提供され、月額5万円、年間契約60万円(すべて税別)。「エリア密集マップ」は、LAPのユーザーに新ウィジェットとして無償で提供。

クロスロケーションズ