2024年09月12日 10:01

アサヒロジスティクスは、9月2日、女性専用車両「クローバー」を草加チルド物流センターに導入した。
1500台のトラックと2500人超のドライバーで毎日500万人の食生活を支える物流インフラ企業、アサヒロジスティクスは、女性や未経験者の物流業界へのチャレンジを応援し、積極的に採用する取り組みを進めている。この取り組みの一環として導入を推進している女性専用車両「クローバー」を、草加チルド物流センターに導入した。同社での女性専用車両の導入は、今回で11台目となる。女性専用車両「クローバー」の特徴は、「トラックの名称であるクローバーを取り入れたデザイン」、「運転席内をすべて覆うカーテンなど、女性の「快適」を考えた装備」、「女性の身長にあわせて、商品が庫内で動かないよう固定するためのラッシングベルトやゴムバンドの収納フックを、通常より低い高さに設置」。
同社では、女性や未経験のサービスドライバーにとってより働きやすい環境を提供することを目的とした「クローバープロジェクト」を2019年12月に発足し、取り組みを進めている。業界全体ではまだまだ女性の割合は少なく、車両や作業に使用する物流器具や設備についても、女性の「働きやすさ」を意識したものは少ないのが現状だ。今後も、女性サービスドライバーの生の声を活かしながら、業務時の体力的な負荷や乗車時のストレスを軽減し、年齢や性別、ドライバー経験の有無にかかわらず、誰もが働きやすい環境づくりを進めていく。