2024年09月09日 16:04

ゲヒルンは、9月9日に「特務機関NERV(ネルフ)防災」アプリをアップデート。アプリ初のユーザー投稿型コンテンツ「クライシスマッピングレイヤー」機能を実装したバージョン v6.0をリリースした。

本アプリでは、リアルタイムな緊急地震速報からJアラート(国民保護情報)や河川水位情報まで、一つのアプリで様々な防災情報を受信。画面に表示された地図をタッチすることで、雨雲の様子や各地の震度を自由な縮尺で見ることができる。

このたび実装された「クライシスマッピングレイヤー」は、災害時の生活支援情報を地図上に可視化し、ユーザー間で共有するための機能。避難所や給水所の位置、トイレの設備、道路の通行状況、災害ごみの収集場所、入浴支援の情報、罹災証明書の申請場所、救援物資の配布地点など、被災者の生活再建に直結する多様な情報を収集・提供する。

投稿権限をサポーター会員に限定することで、信頼性の高い情報収集を可能にする。サポーターは現在地から10km圏内の情報を投稿でき、必要に応じて詳細説明を追加することが可能。誤った情報や古い情報はゲヒルンがレビューを行うとともに、サポーター同士でも修正や削除を行うことができる。

また、日本語で投稿された情報は英語に、英語で投稿された情報は日本語に自動翻訳。この双方向の翻訳システムは、言語の壁を超えた情報共有を実現し、国際的な災害支援や外国人居住者・訪日外国人等の安全確保にも役立つと考える。