2024年09月09日 09:02

鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会は、首都圏のZ世代の若者が鳥取市内で滞在、交流しながら地域の課題解決や魅力発掘・発信を行う雛鳥プロジェクトを実施する。

本プロジェクトでは、若者が鳥取市用瀬町に滞在し、地域の貴重な伝統文化である「流しびな」の製作体験などを通じて文化の保存・継承の支援を行ったり、地域の人々との交流を通じて地域の魅力を発掘する。参加者から地域の人々へのフィードバックとして、伝統文化の技術や魅力をまとめたデジタルフォトブックを製作・贈呈するとともに地域の魅力として感じたこと、魅力の発信方法などについても発表を行う。最後に地域の受け入れ団体から参加者に「ふるさと認定証」を贈呈し、何度も通いたくなる地域との関係性を築くとともに、参加者にフィールドワーク終了後も鳥取の伝統文化の支援や魅力発信を担ってもらう。

流しびな行事とは、鳥取市用瀬町に古くから伝わる風習で、旧暦の3月3日に男女一対の紙雛を桟俵にのせ、無病息災を願い千代川に流す行事。美しい山々の緑と清らかな千代川の水を背景に人々の想いを託し、形を変えながら現在に引き継がれている。美しい着物で着飾った子供たちが手を合わせて願いを込める姿は印象的だ。

東京から鳥取までの往復交通費、宿泊費は主催者が負担。その他、鳥取県内での移動に係る経費、保険代、入館料、食事代などの経費(計1万円程度)は参加者の負担となる。開催は7年2月8日~11日。

定員は4名程度。

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