2024年09月02日 19:06

エス・エム・エスは、9月2日より看護師の職場を診断するツール「ナース専科 職場診断」の提供を開始する。
高齢化に伴い医療や介護の需要が増大する一方で、生産年齢人口の減少により、これらのサービスを支える従事者の不足が課題となっている。各事業者が適切な医療・介護サービスを提供し続けるために、従業員の定着に繋がる施策を検討・実行していくことが求められている。
同社は8月より看護師領域の就職・転職・コミュニティサービスの名称やロゴを「ナース専科」ブランドへ統合した。すべての看護師が「看護師になってよかった」と思える環境を創る、というナース専科としての思いと、従事者の採用強化や定着率の改善に向けて、何から取り組むべきか悩む看護師の職場づくりを支援したいという考えから、新たに看護師の職場を診断する「ナース専科 職場診断」の提供を開始した。
医療・介護業界のキャリア分野に精通した同社ならではの業界特化の設問を使ったアンケートの結果を、同社の約2万人の看護師意識調査による同規模・同機能の職員データと比較することで職場の強みを数値化。この分析によって自組織の強みが明確になり、その強みを伸ばす職場づくりの検討や採用活動の促進に繋げることが可能だ。また、調査の対象職種は、看護職のみ、看護職を含む全職種、のいずれかを選択できる。
提供開始日は9月。