2024年08月26日 12:40

イシンは、注目スタートアップや資金調達動向をまとめた「建設50」レポートをリリースした。
建設業界はプロジェクトの複雑さや細分化されたプロセス、紙ベースのシステムへの依存、熟練労働者の高齢化などの要因から、テクノロジーの導入が進みにくい業界の1つであるとされてきた。しかしコロナ禍を契機とした遠隔業務の必要性、深刻な人材不足、インフレ等による経済的課題への対処など、ここ数年で建設業界を取り巻く大きな環境の変化が起こった。これらの変化に対応すべく、建設テックへの需要が高まり、新たな技術やサービスを扱うスタートアップに注目が集まっている。また、この業界で特に注目すべきなのは持続可能性の問題だ。近年では、エネルギー消費量とCO2排出量の少ない建材、廃材を削減する環境負荷の少ないモジュール建築やリノベーションなどの工法、省エネルギーを実現するエネルギー管理ソリューションなどの技術を扱うスタートアップの存在感が増しており、持続可能性の問題を解決する一手となりつつある。
本レポートでは、世界の建設関連スタートアップの中から累計資金調達額トップ50社(4月時点)をピックアップし、カテゴリーに分類して紹介。本レポートでは8つの注目カテゴリー(ロボティクス、建機レンタル、プロジェクト管理、ファイナンス、資材調達、モジュール建築、施設・ビル管理、住宅リノベーション)を取り上げている。
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