テラインコグニタが、裏富士ロングライドを10月27日に初開催する。

世界中で日本を代表している富士山は近年、オーバーツーリズムの課題が深刻化している。一方で、この富士山にはまだ眠っている「財宝」がある。それは、富士山の斜面を刻んでいる「林道」だ。自転車であれば、環境に負荷を与えることなく、いちばんの絶景まで足を延ばし、ありのままの自然を楽しむことができる。

本イベントは、コース上は山梨県や富士北麓地域の美食を楽しめるエイドステーションを3ヶ所予定している。涼しい富士山の北斜面でいち早く紅葉を楽しみながら、「吉田うどん」や「ほうとう」など、美味しい地元料理で心身共々温まる。また、約60kmの山岳コースで行われるメインコースの「ハードコース」の他、「馬返し」まで続く旧登山道の激坂区間をカットした「ロングコース」、そして家族連れでも楽しめる約24kmの「ショートコース」といった3パターンを用意しており、初心者から上級者まで、幅広く楽しめる。

イベント開催時には、コースの8割を占める「林道」区間で交通規制が行われる予定で、サイクリングガイドも同伴するため、初心者でも安心して走行できる。また、ロングコースとハードコースでは中間地点でメイン会場の前を通過するので、途中リタイアも可能という珍しい設計だ。

10月27日開催。全体で150名を定員とする予定で、それぞれのカテゴリーの中が先着順となる。エントリーは、9月上旬を目処に開始される予定だ。