2024年08月22日 19:00

プラスオートメーション(+A)は、全世界13カ国・地域で500店舗以上を展開するアイウェア小売のオンデーズの商品センターに、t-Sortシリーズの最小モデル「t-Sort mini2」を初導入した。

オンデーズの商品センター(GLP ALFALINK流山4内)では、約260店舗にメガネフレームの仕分けと出荷を行っている。t-Sort導入前は、オーダーピッキング方式でかつ多能工のオペレーションが常態化しており、出荷量増加時には延着や誤配が発生していたため改善策を検討していた。一方でオンデーズでは、障がいを持つ人を含むすべての人が働きやすい環境づくりに注力しており、改善策にはマテハンの安定動作が必須条件だった。

t-Sortは、アパレルや食品・ハコモノなど様々な業種業態で導入されている小型の無人搬送車(AGV)。倉庫内の物品を搬送し、少人数・短期間・大量の仕分け作業を実現する。「t-Sort mini2」は、t-Sortシリーズで最小のモデルであり、標準モデルの「t-Sort sd5」と比べて面積効率は2.5倍で、省スペースでの仕分けが可能。操作が簡単かつ動作が安定的であり、その上メガネフレームの仕分けを最小限のスペースで実現できるソリューションとしてこの度の導入に至った。

「t-Sort mini2」導入後は、延着・誤配が解消され、2倍の出荷能力拡大を実現。また、作業員1人当たりの歩数が2万歩から5~6千歩に減少し、作業負担の軽減に繋がった。