2024年08月22日 13:06

ことばサポートネットは、9月29日、「1~3歳ことばの相談・臨床実践講座」をオンラインで開催する。
保護者にとって最初の相談先となることの多い自治体等でことばの相談に対応する職員が、どのように子どもを見立て対応するかは、その後の子どもを取り巻く環境に大きく影響する可能性がある、一方で相談の場面は個別対応が多く、先輩等他の職員の対応する様子を見る機会がない、そもそも職場に自分と同じ職種の職員が不在、という場合も少なくない。
担当者が、心構えや問診で聞くべき内容、相談の進め方の例など、知っておいた方が良いことを学ぶ機会を持つことは、対応する子どもや保護者へのサポートをより信頼のおけるものにすることにつながる。初めて相談に訪れた子ども、保護者へのサポートがより有意義なものになることを願い、今回の講座を企画した。
講座では、限られた時間の中でどのようにことばの遅れを見立て、発達やことばの遅れのとらえ方や見立てを伝えるか。生活の中でできることの伝え方、今後の療育・受診等のすすめ方を中心に、ことばの初回相談の一連の流れを扱う。初回言語相談に対する考え方から、事前に収集しておくべき情報、相談当日の進め方(スクリーニング評価や時間配分等)、フィードバックの際に心がけていることまで、実践に基づいた具体的な話しを聞くことができる。対象は、主に1歳半・3歳健診後などの、ことばの相談に携わる専門職。詳しくはこちら。