2024年08月22日 12:54

PKSHA Communication(パークシャ・コミュニケーション)は、深層学習と自然言語処理(NLP)を活用したAI対話エンジンをオンラインゲーム向けのカスタマーサポートに特化した「PKSHA Chatbot for Games(パークシャチャットボットフォーゲームズ)」を8月にリリースした。

昨今、オンラインゲーム市場は大幅に成長しており、2022年の国内ゲーム市場全体の規模は2兆316億円となり3年連続で2兆円を超え、中でもオンラインゲーム市場はそのうちの約7割以上を占めている。そのような市場の広がりを受け、業界のコンタクトセンターにおけるユーザーからの問い合わせ対応の負荷も増えていた。

これらの業界に共通する課題を解決するため、AI自動応対による効率化と、人による細やかな対応がハイブリッドで実現できる「PKSHA Chatbot」に、ゲーム業界特有の機能を搭載した「PKSHA Chatbot for Games」をリリースした。高い対話性能に加えて、ゲームユーザーの利便性向上のために重要な自動翻訳機能および急上昇ワード通知機能を追加開発している。

第1弾としてドリコムが発表した「ゲーム開発専用AI SaaS プラットフォーム「ai and(アイアンド)」に採用され、第1弾タイトルとして同社が展開する「ダービースタリオン マスターズ」のカスタマーサポート機能に新たな機能として実装された。今後複数のタイトルに導入が予定されている。

PKSHA Technologyグループ