2024年08月22日 09:57

ロイヤーダイレクトは、7月18日、弁護士が所有する公式アカウントから誹謗中傷・その他攻撃的なコンテンツの投稿者にDMで直接警告を送るサービスを提供開始した。
従来、誹謗中傷に対する対策は、法的な開示請求や訴訟手続きに依存していた。しかし、これらの手続きは時間がかかるうえ、費用も高額になることが一般的だ。同サービスは、これらの課題を解決し、被害者にとってより迅速かつ経済的な解決手段を提供する。通常の手続き(開示請求など)に比べて大幅に低コストで対応できるため、法的手続きに進む前に迅速な対応が可能となる。加えて、被害者に代わって弁護士が直接DMを送信することで、加害者に早期に警告を伝え、迅速な問題解決を図る。弁護士によるDM送信に特化したサービスのリリースは日本初となる(8月時点。自社調べ)。
なお、問い合わせされた後は、ロイヤーダイレクトは個別の契約に関与しない。問い合わせ後、ユーザーは、ロイヤーダイレクトを介することなく、弁護士と直接契約を締結する。あくまでロイヤーダイレクトは、DM送信が可能な弁護士の広告を掲載するプラットフォームであり、法律行為や仲介を行ったり、弁護士から個別の案件に関して仲介手数料を得ることはしていない。ロイヤーダイレクトは、このサービスを通じて、インターネット上の健全なコミュニケーションを促進し、SNS利用者の安心を確保することを目指している。
費用は1通5万円。