2024年08月14日 15:41

eWeLLは、病院の入退院支援業務を効率化する地域包括ケアプラットフォーム「けあログっと」を8月から提供開始する。
同社は、ITを活用した在宅医療の業務支援を推進。主な事業は、在宅医療を支える訪問看護ステーション向けに電子カルテ「iBow」等をサブスクリプションで提供するクラウドソフトウェア事業で、全国47都道府県で4万4千人以上の看護師等の日々の業務で活用され、延べ65万人以上の在宅患者の療養を支えている。
少子高齢化の進行に伴い、政府は病院の平均在院日数を18日以内から16日以内にまで短縮する政策を実施した。この方針により、退院支援の重要性はますます高まり、医療従事者への業務負担は深刻化している。従来の電話とFAXに頼った方法では、病院関係者は患者の病状に合った適切な専門的ケアを提供できる訪問看護ステーションを探すのに膨大な時間と労力を費やしている。
「けあログっと」は、全国の各地域にある訪問看護ステーションの特徴や空き状況をリアルタイムで表示し、患者に適したステーションをその場で見つけて依頼できる新たな入退院支援サービス。これにより、病院は退院支援がスムーズに行え、ステーションは営業コストなしで患者を獲得でき、患者は退院後も途切れのない医療ケアを受けられるようになる。