2024年08月06日 12:54

ニュースタート事務局は、同法人が実施する「ひきこもり遍路2024」が、令和6年度の内閣官房「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査」に採択された。

認定NPO法人ニュースタート事務局は、ニート・ひきこもり支援の専門団体として、30年間で1600名以上の自立を支援してきた。「ひきこもり遍路」は、歩き遍路を通して心身ともに健康を取り戻し、自分なりの生き方を見つけ、自立に向けた再出発につなげる事を目標とした体験型ツアー。ニート・引きこもり・大学不登校・失業中の若者など、これまで120名以上が参加し、その多くが新たな人生の第一歩を踏み出している。

本年度は、地元地域との連携強化に加えて政府主導の支援プログラムも活用。参加者の費用負担が大幅に引き下げられ、一般的なお遍路にかかる滞在費用の半分以下となる。また、2カ月かかる通し打ちだけでなく、全行程を6分割した区切り打ちでの参加も可能となり、より多くの当事者が参加しやすい形式となった。9月末の出発に向けて、8月18日より千葉・大阪・四国の会場およびオンラインで参加説明会が実施される。参加者の募集と同時に、宿泊場所などを提供してくれる現地サポーターを募集している。

必要な費用は、滞在にかかる実費(食費等を含め一日平均3000円程度)、巡礼用品1〜2万円、納経料一箇所500円、現地までの交通費など。開催期間は9月28日〜11月29日の63日間。場所は四国88ヶ寺(1番札所霊山寺から88番札所大窪寺まで)。

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