2024年07月24日 20:30

リバースは、「サバス」2号車の完成に伴い、東急不動産及び東急リゾーツ&ステイの関連リゾート施設で運行をスタートさせる。

サバス2号は、東急バスで長年運行していた路線バスを「サバス」に改造した。サバス2号のサウナ室は、利用シーンの異なる2つのサウナスペースを用意している。長年路線バスとして街中を走ってきた雰囲気は残しながら、サバス1号とも異なるサウナ体験ができる空間を目指した。

メインとなるサウナ室はバスの「サロン席」をモチーフにした。コの字型の座席配置により利用者が会話をしながら窓からの景色を楽しむことができ、中央のテーブルではサウナ室に使用した木材の端材で作られた積み木ゲームで遊ぶことも可能なユニークな空間となっている。正面の車窓から見える景色を楽しむこともでき、気分によって多様な使い方をすることができる。もう一つのサウナ室は、定員2名程度のゆったり個室感覚で入れる「優先席」サウナとなっている。1人利用時には寝転がることもでき、イベント時にはウィスキングをすることも可能な設計となっている。

サバス2号については、東急不動産および東急リゾーツ&ステイが運営する「たんばらラベンダーパーク」での運行を皮切りに、同社が運営する全国のリゾート施設を巡る予定だ。各リゾート地での運行を通じて、リバースは今まで運行頻度が少なかった関東圏において新たな顧客獲得を、東急不動産においては、関連リゾート施設等における集客と顧客満足度の向上、及び地域の活性化に寄与していく。