リバースは、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、2022年にどこでも本格的なサウナが体験できる移動型サウナバス「サバス」を始動。このたび「サバス」2号車を製作し、完成した。

同社では2022年3月にサバス1号を始動、関東の栃木県から九州の佐賀県まで多くの人が「蒸車」してきた。一方、サバス1号は兵庫拠点のため、関東方面へ運ぶ際に多額の費用がかかり、利用者の負担が重くなることが課題だった。そのような中、リバースのバス業界を盛り上げる思いや、バスをリノベーションする斬新さに共感した東急バスから路線バスが譲られ、サバス2号の製作が実現した。

改造した車両は元々「ワンロマ車」と呼ばれる貴重な車両。メインとなるサウナ室はバスの「サロン席」がモチーフ。コの字型の座席配置により利用者が会話をしながら窓からの景色を楽しむことができ、中央のテーブルではサウナ室に使用した木材の端材で作られた積み木ゲームで遊ぶことも可能。もう一つのサウナ室は、定員2名程度のゆったり個室感覚で入れる「優先席」サウナ。1人利用時には寝転がることもでき、イベント時にはウィスキングをすることも可能。

1号車で好評だった、降車ボタンを押すと熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「押しボタン式のオートロウリュ」はサバス2号車では2つ設置。その他、吊り革温度計や整理券ボックスなど、路線バスの名残を生かしたデザインは変わらず楽しめる。詳しくはこちら。