2024年07月19日 12:24

ブレインズテクノロジーは、異常検知ソリューション「Impulse」に、AIモデルが異常判定をした際、異常要因となるセンサー値の候補をリアルタイムに表示する新機能をリリースする。
ブレインズテクノロジーはAI分野の技術を軸に、先端オープンテクノロジーを活用したITサービス(Impulse、Neuron ES)をエンタープライズ企業向けに提供している。
「Impulse」は生産活動に関わる複雑で膨大なデータ(センサー、音声、画像、動画など)を駆使し、AI技術により閾値ベースの管理では発見できない異常を検出したり、機械の判断をより人に近づけることができる異常検知ソリューション。2014年に市場に先駆け本サービスをリリース後、機械や設備の故障予兆検知、不良品の検出、作業工程の分析・改善を支援するため、実際の現場で3万を超えるAIモデルが稼働している。
社会インフラを支えるユーティリティ・プラント設備の保全業務は、機械の高度化や設備の複雑化により、必要とされる知識や技術が高度化する上に、慢性的な人材不足が生じている。そこで、保全員の業務負荷を軽減させ、トラブルを迅速に対処したいというニーズに応え、「Impulse」のAIモデルが異常を検知した際、異常要因となるセンサー値の候補をリアルタイムに表示する新機能を追加した。本機能により、異常をいち早く把握できるだけでなく、どの箇所に対して確認・対処を行うべきかの初動対応を強力に支援できる。