2024年07月17日 19:00

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、「道の駅」に関するアンケート調査を実施した。
1993年に誕生した「道の駅」は、ドライブ途中の立ち寄り場所から旅の目的地へと進化してきた。ランキング結果からも、地元ならではのグルメが揃い、温泉など付帯施設が充実した個性豊かなスポットが人気を集めていることがわかる。近年では、地方創生を目的とした観光拠点の役割も加わり、新たな魅力となっている。
今年は北海道と沖縄県を調査エリアに追加し、全国1213の道の駅を対象にアンケートを実施した。「じゃらん 全国道の駅グランプリ2024」で「満足度の高い道の駅」全国No.1に輝いたのは、宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」。例年上位をキープしていた道の駅が見事首位を獲得した。地元の新鮮野菜から特産品まで圧巻の品ぞろえを誇り、年間300万人以上が訪れる東北屈指の道の駅だ。続く2位には群馬県「道の駅 川場田園プラザ」、そして今回4位と6位に北海道の道の駅がランクインする結果となった。道内だけで127施設を有するエリアでの支持率の高さがうかがえる。ドライブ途中の休憩スポットから旅の目的地へと進化がとまらない道の駅。付帯施設の充実や地域の魅力発信に磨きがかかるスポットも続々登場している。なお、今年は「今後利用してみたい道の駅ランキング」「もう一度利用したい道の駅ランキング」も発表している。