2024年07月09日 19:03

パナソニックハウジングソリューションズは、価格高騰・狭小化が進むマンション市場向けに、マンションリノベーション向けのパナソニックバスルーム「MR」を刷新。拡大するマンションリノベーション市場に対し提案を強化する。

新築マンション価格の高騰や特に都心部で顕著な狭小化を背景に、中古マンションや空き家への注目が高まっている。また、築15年~30年のリノベーション適齢期のマンションストックが過去最高の300万戸となりリノベーション市場は今後さらに伸びていくと予想される。

パナソニックハウジングソリューションズが6月にマンションリノベーション実施者400名を対象に行ったマンションリノベーション実態調査では、「もう少し予算をかけておけばよかったと後悔した場所」について、「キッチン26.3%、バスルーム25.5%、トイレ25.0%」と水まわりが全体の約8割を占めた。

2019年から展開しているマンション向けのパナソニックバスルーム「MR」をマンションリノベーション市場を対象に「シンプルで美しいバスルーム」をコンセプトに刷新。パナソニックハウジングソリューションズの内装建材シリーズと組み合わせ、マンションの部屋全体のトータルコーディネイトも可能だ。

本製品は、邸別に生産が可能な完全受注生産のため、ユニットバスの工事で一番時間を要する壁面の器具や金具を取り付けるための穴あけ加工を出荷前に工場で行うことで、現場でのトラブル回避やリノベーション市場で求められる施工時間の短縮を実現する。