彌榮自動車とフィールド社は、かわいらしく伝統を楽しむ「乙女の祇園祭」をモチーフとした特別仕様車の運行を7月1日から開始した。

「乙女の祇園祭」は、伝統ある祇園祭を「乙女目線」でとらえて祇園祭の魅力を伝え、楽しみ方を提案するプロジェクトで、山鉾町の立地するヤサカ四条烏丸ビルに本社を置くフィールドが展開している。山鉾町を中心に幅広く不動産事業を展開する彌榮自動車と、山鉾町に拠点を置くフィールド。「一緒に京都の魅力を高める取り組みを」というコンセプトのもと、両社でアイデアを膨らませ、このたびこの企画が実現した。

タクシーの車内空間を有効に活用し、かわいく祇園祭を楽しんでもらうことを目的に、フィールドの「乙女の祇園祭」のデザイナーチームと試行錯誤を重ねた。その結果、両社が大切にする「遊び心」と「創意工夫」で車内を演出した。

「乙女の祇園祭タクシー」運行期間は7月1日～31日まで。運行台数は JPNタクシー2台で、車両のボンネットに「乙女の祇園祭タクシー」と表示する。車内空間を「乙女の祇園祭」のデザイナーの遊び心と創意工夫で演出し、祇園祭の風情を感じてもらうと共に、「祇園祭」の楽しみ方を提案。さらに乗車した人には乗車記念として、特製「乙女の祇園祭」ステッカーを配布する。

両社はこの企画を通して、京都の町衆文化の象徴である「祇園祭」の風情を感じてもらい、さらに新たな「祇園祭」を「見つけて」「楽しんで」欲しいと期待している。